パフォーマンスの改良

V8.1は、ソルバーの速度およびパフォーマンスの限界に挑み続けています。
V8.0と比較して、以下の項目において全体的な性能向上を実現しました。

MIQP(混合整数二次計画)全体で2.8倍以上の速度向上を達成し、100秒以上の時間を要する困難なモデルにおいては6倍以上の高速化を実現
MIQCP(混合整数二次制約)全体で38%の速度向上を達成し、100秒以上の時間を要する困難なモデルにおいては92%の高速化を実現
LP(線形計画)デフォルト設定で全体で2.9%の速度向上を達成し、100秒以上の時間を要する困難なモデルにおいては6.5%の高速化を実現
LPバリア全体で4.4%の速度向上を達成し、100秒以上の時間を要する困難なモデルにおいては11%の高速化を実現
LP双対単体法全体で4.2%の速度向上を達成し、100秒以上の時間を要する困難なモデルにおいては10.5%の高速化を実現

機能拡張

【Gurobiのリモートサービス(計算サーバ)およびインスタントクラウドでMicrosoft Azureをサポート】
リモートサービス(計算サーバ)やインスタントクラウドユーザは、いくつかの地域で、Microsoft Azureを使えるようになりました。

【Gurobiのインスタントクラウドに、Amazon EC2上のさらに高速で強力なマシンを追加】
本バージョンでは、c5、r5、z1 インスタンスタイプが追加されました。

【MIQPとMIQCP モデルのための新しい二次項線形化手法の実装】
新しい二次項線形化手法が追加されました。新機能はGurobiパラメータのPreQLinearizeを2に設定することで利用できます。

【Macインストレーションパッケージの改良】
ユーザは、Xcodeをインストールしなくてもインストレーションを実行できます。

【Python3.7のサポート】
Windows、Linux、Macプラットフォームで、Python3.7がサポートされました。

【多目的最適化に関するコールバック関数】
多目的最適化のそれぞれの目的関数について、最適化演算のユーザインタラプトを行うことができるようになりました。